息切れとは、呼吸が自然にできず、息を吸ったり吐いたりするのに努力が必要である、または不快であることが主な症状です。 具体的には、息苦しい・呼吸が浅くなる、空気が薄く感じる、胸が圧迫される感じがある、呼吸がつらい・速い、などの症状が現れることが多いです。
息切れとはどんな感じ?
息切れの症状 息切れとは呼吸が苦しいと感じる状態です。 病気ではありませんが、全速力で走った後の息がハアハアした状態を思い出すとイメージしやすいでしょう。 人によって呼吸の回数が増えたり、時々深呼吸しないとつらい感じがしたり、寝ている間に苦しくなって起きてしまうこともあります。
息切れはどうして?
息切れの原因となるのは、主に呼吸器疾患、循環器疾患、脳の血管障害です。 呼吸器では慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、過換気(呼吸)症候群などが疑われます。 循環器では心不全、狭心症、心筋梗塞、不整脈が、また脳の血管障害ではくも膜下出血、脳梗塞、脳出血などの疾患が考えられます。
息切れするのはどんな病気ですか?
息切れ(呼吸困難)は、通常、肺または心臓の病気が原因で起こります。 慢性の肺疾患(慢性閉塞性肺疾患など)または心疾患(心不全など)のある人における呼吸困難の最も一般的な原因は、その慢性疾患の急性増悪ですが、このような人でも新たな病気(心臓発作など)が呼吸困難を引き起こしたり、少なくともその一因となることがあります。
息切れ どうき?
動悸にともなう注意が必要な症状 息切れ・呼吸困難をともなう場合には心不全を起こしている可能性がります。 どちらも早急な受診が必要な状態です。 また、動悸と共に胸の強い痛み、冷や汗、吐き気・嘔吐、失神などがある場合は心筋梗塞が疑われるため、救急車を呼ぶなど緊急の対応が必要になります。