ひざの痛みの原因は様々です。 スジを違える、足をくじく、靭帯を痛める、軟骨を痛めるといった怪我が原因である場合もありますし、変形性関節症(関節の炎症)、腱炎(腱の炎症)、滑液包炎(膝のクッションである液体の入った袋の炎症)といった生体反応が原因の時もあります。
膝の痛みを取るにはどうしたらいい?
痛みのないときには、ストレッチや筋肉を使うトレーニングを行うことが大切です。 また、薬により痛みを緩和する方法としては、消炎鎮痛薬など痛みを抑える内服薬や湿布の使用、ヒアルロン酸を関節内に注射する方法があります。 その他の方法としては、ひざの負担を軽減するサポーター、足底板、ひざ装具などを使用する方法などがあります。
膝がガクッとなるのはなぜ?
まず「ガクッ」となる原因を説明します。 先ほど述べた関節軟骨がすり減ることによって関節の間隔が狭くなったり、傾いたりして関節を支えている靭帯(じんたい)などが緩み、大腿(だいたい)部の筋肉(大腿四頭筋)の力や、膝関節を固定する力が弱くなります。
膝が痛くなるのは何歳から?
若いときにはほとんど感じなかったのに、40歳、50歳あたりからはっきりと膝の痛みを感じ始めるという人が増えてきます。 調査(※)によれば、膝の痛みを感じ始める年齢でもっとも多いのが50代(28.9%)、次いで40代(25%※)です。 40~50代といえば、働き盛り。
膝のツボはどこですか?
膝の痛みに効くツボ いわゆる「膝のお皿」のすぐ下にある外側と内側のくぼみです。 内側を内膝眼、外側を外膝眼といいます。