激しい下痢の時は、重湯、野菜スープ、くず湯、具のない薄いみそ汁などのやわらかく刺激の少ないものを少しずつ摂りましょう。 回復してきたらおかゆ、おじや、煮込みうどん、パン、じゃがいも、にんじんなどのやわらかく煮た野菜、煮魚、白身魚、とうふ、りんご、バナナなどでならしていきます。
下痢の時は食べない方がいいですか?
繊維の多い野菜・果物・海藻・きのこ・こんにゃくなどは控えます。 刺激の強いもの辛い食べ物・コーヒー・アルコール飲料・炭酸飲料などは、腸に刺激を与えるので控えます。 ガスを発生するもの豆・いも類・かぼちゃ・栗などは、腸内で発酵してガスを発生し、このガスが腸を刺激するので控えます。
軟便 どのくらい?
理想的とされるバナナ状の便の水分量は70%~80%ですが、これが80%~90%になると「軟便」、水分量が90%を超えると水様便となり「下痢便」の状態になります。
下痢 何を飲む?
下痢の時には、体内の水分と電解質が失われ、脱水症状になりますので、その補給が必要です。 刺激物を避けて温かいものが基本です。 (例:味噌汁、にんじんスープ、りんごジュース、ハーブティ、番茶、ほうじ茶)。 番茶やほうじ茶は比較的カフェインが少なく、りんごには整腸作用があります。
何を食べても下痢をする?
食べ過ぎた食べ物が、腸で消化しきれずに下痢になってしまいます。 また、過度なアルコールが腸を刺激して下痢になることもあります。 さらに、冷たい飲み物を飲みすぎたときにも、腸の粘膜の一部が刺激されて、大腸のぜん動運動が活発になりすぎてしまい、水分を吸収しきれずに下痢になります。