炭水化物やたんぱく質、脂肪は、いずれも複雑な構造をしており、口でかんで小さくしてから、胃や小腸で消化され、体内に吸収できる大きさまで分解されて、主に小腸で吸収されます。 この吸収された残りは、大腸に送られて、水分の量が調節され、便として排泄されます。
どこで消化されるのか?
口から始まり,食道,胃,小腸,大腸と続き,こう門で終わる1本の管を消化管といいます。 食道は,口と胃を結ぶ食べ物の通り道です。
消化管とは どこ?
消化管は口から順に、口腔、食道、胃、小腸(十二指腸・空腸・回腸)、大腸(盲腸、結腸、直腸)、肛門に分けられます。 消化管の大きな役割は、体に必要な栄養分を吸収すること。
吸収 どこで行われる?
小腸では、3~15時間かけて、ゆっくり消化・吸収が行われるのです。 養分を吸収された食べた物の残りは大腸へ。 ここで水分が吸収され、直腸へと送られます。 そして肛門から排出されます。
消化酵素 どこから?
高等動物では、消化酵素の多くは膵臓(すいぞう)でつくられ、消化腺(せん)から消化管内に分泌される。 下等動物では、原形質中に存在し、細胞内消化に携わる。 なお酵素そのものもタンパク質からなっている。