アルブミンは血漿タンパクの約60%を占め、血漿膠質浸透圧の維持に関わっている。 低アルブミン血症になると、血漿膠質浸透圧が低下するために毛細血管で間質液の再吸収がされにくくなり、浮腫が生じる。
膠質浸透圧を生じるのはどれか?
膠質浸透圧の発生には、血漿蛋白質のなかで量的に最も多く、分子量が小さいアルブミンが最も重要である。
血漿膠質浸透圧の低下によって起こる浮腫はどれか。?
浮腫の原因となるのはどれか。 血漿膠質浸透圧の低下により、毛細血管で間質液の再吸収がされにくくなり、浮腫が引き起こされる。 肝硬変やネフローゼ症候群などの浮腫がこれにあたる。
全身性浮腫を生じるのはどれか?
全身性浮腫は、心不全による心性、腎不全やネフローゼ症候群などによる腎性、肝硬変などによる肝性、低栄養性などに分類できる。 倦怠感や活動量の低下、塩分の制限などが影響して食欲は低下することが多い。 細胞外液のうち組織間液が異常に増加した状態が浮腫なので、全身性に起こると水分の増加によって体重は増加する。
血漿浸透圧に最も影響するイオンはどれか?
血漿も細胞外液なので、血漿浸透圧に最も影響する電解質はNa+です。