血中カルシウム濃度を上昇させるホルモンを分泌する器官はどれか。 副甲状腺ホルモンであるパラソルモンは、骨中の破骨細胞の活性化やカルシウムの再吸収を促進して、血中カルシウム濃度を上げる。
血液中のカルシウム濃度を増加させるホルモンはどれか パラソルモン?
副甲状腺ホルモン(PTH)であるパラソルモンは、骨中の破骨細胞の活性化や腎臓でのカルシウム再吸収を促進して、血中カルシウム濃度を上げる。 したがって、血液中のカルシウム濃度が低下した場合は、分泌量が増加する。
血清カルシウム上昇のホルモンは?
※1 カルシトニン:甲状腺から分泌されるホルモン。 血液中のカルシウム濃度が上昇すると分泌され、カルシウムの骨への沈着を促す。
血中のカルシウム濃度を調節するのはどれか?
血中カルシウム濃度を調節する働きをもったホルモンは、副腎からは分泌されない。 パラソルモンが血中カルシウム濃度を上昇させ、カルシトニンが血中カルシウム濃度を低下させて、血中カルシウム濃度の調節が行われる。
カルシウム代謝に関わるホルモンを分泌するのはどれか?
破骨細胞は、骨からカルシウムを血液中に放出します。 これを調節している器官が副甲状腺です。 血中カルシウム濃度が低下すると、副甲状腺から副甲状腺ホルモン(パラソルモン)が分泌され、破骨細胞を刺激してカルシウムを 放出させます。