食後の短時間に血糖値が急上昇する「血糖値スパイク」。 放置しておくと動脈硬化が進み、血管がいたみやすくなり、炎症や酸化ストレスを起こりやすくなる。 最近の研究では認知症の進展にも関連があることが分かってきた。 糖尿病は慢性的に血液中のブドウ糖が増え過ぎて、血糖値が高い状態が続くことで、体に不調をもたらす病気だ。 5 июн. 2019 г.
血糖値スパイク 何分?
いつ計測しても血糖値が高い糖尿病とは違い、血糖値スパイクは食後1-2時間の急激な高血糖が特徴です。 インスリンの分泌が少なかったり働きが不十分で、通常は食後約2時間後には正常値に下がる血糖値が下がらない(140mg/dl以上)ことが原因です。
血糖値スパイクの危険性は?
血糖値スパイクが危険なのは、急激に血糖値の上昇が有害物質の活性酸素を発生させ、血管を傷つけるためです。 その傷を修復する働きで血管の内側の壁が厚く硬くなり、血栓で血管が詰まりやすくなります。 詰まる位置が心臓に栄養を供給する血管なら心筋梗塞に、脳の血管なら脳梗塞を発症することになってしまいます。
血糖値が急に上がると何が悪い?
食後に血糖値が急上昇するのが「血糖値スパイク」。 脳卒中や心筋梗塞、がんなどにかかる危険が高くなるので早めの対策が大切だ。
何が血糖値スパイクを起こすのか?
血糖値スパイクは、インスリンの分泌が大きく影響しています。 膵臓(すいぞう)の老化や肥満などによってインスリンを分泌する能力が衰えると、分泌量が減ったり、分泌するタイミングが遅くなったりします。 すると、細胞がブドウ糖を取り込むことができず、血糖値の急激な上昇を招きます(食後高血糖)。