1日の流れで大きく見てみると、血圧は昼間に高く、夕方から夜にかけて下がります。 その後起きて活動する準備のため、寝ている間の早朝から目覚める時間に向かって上がっていきます。 中には、その朝の血圧上昇が大きく急激な人や、夜間も血圧が下がらず高いままの人がいて、朝の血圧が高いことを「早朝高血圧」と呼んでいます。
血圧はいつが高い?
血圧は1日の間でも変動します。 通常、睡眠中は低く、朝になると起床前からゆっくり上昇し、昼間の活動量が多い時間帯には高くなります。 夕方になって活動量が減ると血圧も低下し、睡眠中はさらに低くなります。 また、運動や食事、感情の変化の影響で変動することもあります。
血圧を測る時間は何時がいいですか?
家庭内で血圧を測定する場合、朝の起床時後1時間以内、食前、排尿後、あるいは夜の就寝前後が良いと言われています。 入浴や食事の前後は血圧の変動が激しいので避けた方が良いです。
高血圧の受診のタイミングは?
家庭血圧の平均値が収縮期血圧:135 mmHg以上、または拡張期血圧:85 mmHg以上であれば、やはり時間の都合をつけて、医療機関を受診した方がいいと思います。
血圧 毎日 いつ?
〇いつ血圧は測ればいいの? 高血圧治療ガイドライン2014では①朝(起床後1時間以内・排尿後・お薬を飲む前・朝食前・座位で数分安静にしてから)、②晩(寝る前・座位で数分安静にしてから)の測定が推奨されています。 またそれぞれ2回測定し、その平均値を記録するとあります。