急性心筋梗塞とは,発症から48時間以内に35~50%が死亡する危険な病気です。
心筋梗塞 治療 いつまで?
急性心筋梗塞などの緊急症例では7〜10日、予定された治療なら通常3〜4日で退院できる
急性心筋梗塞の生存率は?
・急性心筋梗塞発作を起こして救急車で搬送された人の生存率:60%。 35%は病院到着前に死亡、5%は院内で死亡。 ・救急手当てが1分遅れるごとに7~10%ずつ蘇生の可能性が低下する。
心筋梗塞 なぜ死ぬ?
心筋への血流が途絶えると、その部分の心筋は壊死します。 壊死の範囲が広がると心臓の機能が著しく低下し、重症の場合は死に至ることもあります。 心筋梗塞のおもな原因は、冠動脈の動脈硬化です。 動脈硬化によって狭くなった血管に血栓ができて、これが冠動脈を詰まらせます。
心筋梗塞は何歳ぐらいでなる?
10年ほど前までは狭心症・心筋梗塞の発症は男性60歳前後、女性70歳前後が中心でした。 しかし最近は基礎疾患の治療が不十分な40歳前後からの発症が増えています。