脂肪燃焼が効率的に行われる範囲(ファットバーンゾーン)は「ちょっときつい」と感じる「最大心拍数×40~60%」が望ましいとされています。 これ以上の脈拍で行うと無酸素運動となり、エネルギー源は糖分が優先され脂肪が燃えにくくなります。
ダイエット 心拍数 なぜ?
ダイエットには心拍数が大きく関係しています。 運動時の心拍数には、脂肪を燃やすのに適した心拍数と、体力をつけるのに適した心拍数があります。 1分あたり120~130が脂肪燃焼、140~150だと体力作りに効果的な心拍数です。
心拍数140 どれくらい?
心拍数(1分間)運動強度110~120回楽な運動130~140回ややきつい運動150~160回きつい運動
心拍数120 どのくらい?
正常な脈拍は1分間に60~100回程度とされていますが、1分間の脈拍が100回以上の場合に頻脈とみなされて、これが120回以上の時には病気が原因で起こっていることが疑われるため、精密検査が必要になります。 120回以上の頻脈では、全身に血液を効率的に送ることができなくなるので注意が必要です。
有酸素運動の最適心拍数は?
計算すると、心拍数116~144の範囲が有酸素運動に適した心拍数だと言えます。 実際に運動でどの位の心拍数になっているかをまず確認しましょう。 ランニングなどを行ってから、10秒間手首の内側で脈拍を計り、6倍します。 目標心拍数の範囲内であれば有酸素運動にかかる負荷は適していると言えます。