心臓弁膜症の主な原因は、動脈壁をもろくするアテローム動脈硬化です。 まれな原因には外傷、大動脈炎(大動脈が炎症を起こす疾患)、マルファン症候群のような遺伝性結合組織障害、梅毒などの感染症があります。 マルファン症候群による心臓弁膜症は、心臓に最も近い上行大動脈に最も多く発生します。
心臓の弁が悪いとどうなりますか?
大動脈弁が開かなくてはならない時に完全に開かず、左心室から大動脈へ送られる血流が妨げられます。 そのため、左心室に負担がかかります。 また、心臓から送り出される血液量が少なくなるため、心臓自体や脳の酸素不足を起こします。 特徴的な症状は胸痛、失神などです。
心臓弁膜症の死因は?
軽度の心臓弁膜症では無症状の場合が多いですが、重症になると心不全を発症し、胸苦や息切れ、最悪突然死の原因となることもあります。
心臓弁膜症とはどういうことですか?
心臓弁膜症とは、弁が加齢・感染症・外傷・先天的(生まれつき)などの問題によって正常に機能しなくなることで、心臓のポンプ機能に様々な支障をきたした状態を言います。
心臓弁膜症の注意点は?
Q2心臓弁膜症の場合、食生活で気をつけるべきことはありますか? 正しい食生活は、健康の基本となります。 バランスのとれた食事を心がけましょう。 もし、心臓弁膜症が進行して心不全を起こしているような場合は、心臓に負担をかけるので、塩分や水分の摂り過ぎに気をつけ、お酒やタバコはやめるようにしましょう。