心臓は、胸の中央にあり、4つの部屋(右心房、右心室、左心房、左心室)からできていて、2本の大静脈(上、下大静脈)、肺動脈、4本の肺静脈、大動脈に連なる臓器です。 普通の心臓は拳(こぶし)大です。 全身から還ってきた静脈血は、上下2本の大静脈から右心房に入り、右心室を経て肺に送り出されます。
動脈硬化の治療法は?
現在のところ、動脈硬化そのものの治療法は確立されていません。 薬物療法によって血液の通りを改善する、手術療法によって動脈そのものを人工の物に換えるなどの治療法もありますが、これらは、動脈硬化によってもたらされた合併症が重篤化したときに行われるもので、身体やQOL(生活の質)に、たいへんな制限や苦痛をもたらします。
心臓の4つの部屋は?
心臓の中は右心房(うしんぼう)、右心室(うしんしつ)、左心房(さしんぼう)、左心室(さしんしつ)の4つの部屋に分けられています。 心房は血液を受け取り、心室は血液を送り出す役割をしています。 心房と心室の間には弁膜(べんまく)があり、血液は一方通行で流れています。
心臓は何系?
生きたポンプである心臓は、右心房、右心室、左心房、左心室からなる4つの部屋に分かれています。 それぞれが一定のリズムで収縮と弛緩を繰り返し、全身に血液を送っています。 健康な心臓が1日に送り出す血液量はドラム缶40本分にもなります。
心臓の順番は?
全身を循環してきた血液は、右側の心臓を通って肺に行きます。 つまり、全身→右心房→(三尖弁)→右心室→肺動脈→肺 という順番で通っていきます。 肺でガス交換をして酸素をたっぷり含んだ血液は、左側の心臓を通って全身に行きます。 つまり、肺→肺静脈→左心房→(僧帽弁)→左心室→大動脈→全身 という順番で通っていきます。