大きさは握りこぶし程度である。 形はおおまかに逆円錐状で、その軸は左斜め側に傾いている。 そのため心臓の下部は左側に傾き、肋骨の左側第5肋間から鎖骨中線の間に位置する。 心臓は、上部の太く大きな血管があり右後方に尖る部分を「心底」、下部の左前方に尖った部分を「心尖」と言う。
心臓はどんな形?
心臓は、にぎりこぶしくらいの大きさで、左下(下図では向かって右下)が少し突き出たような、卵形に近い形をしています。 こちらのコラムでも話した通り、胸の中央に位置していますが、突き出た部分はやや左前方になります。 重さは成人で200~250gほどです。
心臓は何でできているのか?
心臓はほとんどが心筋という筋肉でできています。 この心筋のもつ強い力によって心臓のポンプ作用が起こり、全身に血液を送り出します。 血液の循環には、左心室から送り出された血液が全身をめぐって右心房に戻ってくる経路と、右心室から送り出された血液が肺を通って左心房に戻ってくる2つの経路があります。
心臓って何?
心臓とは 心臓はみなさんの胸のほぼ中央にあり、大きさはこぶし大の筋肉でできた臓器です。 心臓の筋肉(心筋)が収縮して心臓の内腔が小さくなったり、心筋が弛緩して内腔が大きくなったりすることによって血液を送り出されており、これによって心臓は生体ポンプとしての役割を担っています。
心臓は何系?
生きたポンプである心臓は、右心房、右心室、左心房、左心室からなる4つの部屋に分かれています。 それぞれが一定のリズムで収縮と弛緩を繰り返し、全身に血液を送っています。 健康な心臓が1日に送り出す血液量はドラム缶40本分にもなります。