きょう‐かく ‥クヮク【胸郭】 〘名〙 胸椎(きょうつい)、肋骨(ろっこつ)、胸骨がかご状に組み合わさって胸部の壁をつくっている骨格。 内部は胸腔(きょうこう)と呼ばれる腔所で、肺臓、心臓などをおさめる。 前面は運動性に富む軟骨となっており、胸郭の運動や呼吸運動を助ける。
胸郭は何で構成される?
胸郭は、人間の 胸部に位置し、12個の胸椎(きょうつ い)、12対の肋骨(ろっこつ)、1個の胸骨 から構成される籠状の骨格です。 胸郭 で囲まれた空間には、心臓や肺などの 重要な臓器が収められており、胸郭は これらを保護する重要な役割を果たし ています。
肋骨の構成は?
ヒトの肋骨は、細長く、弓状に曲がっており、胸郭の側壁の大部分を形成している。 数は12対あるが、上位7対はそれぞれ後端で胸椎(きょうつい)と関節をつくり、前端はそれぞれ7対の肋軟骨を介して胸骨外側縁と連結している。 この第1肋骨から第7肋骨までを真肋(しんろく)(肋硬骨、胸骨肋)とよぶ。
胸郭上口の構成は?
胸腔の上方への出口は胸郭上口と呼ばれ、第1胸椎体・第1肋骨・胸骨柄上縁で形成されている。 全体として前下りに傾斜し、肋骨上縁は第2胸椎体の下縁(男性の場合で、女性の場合もう少し低い)に層とする。
胸郭って何ですか?
胸郭とは 胸椎 (きょうつい) ・肋骨 (ろっこつ) および胸骨で囲われた部分を胸郭といいます。 腰椎と頚椎の間にある 胸椎 ・肋骨・ 胸骨 で構成された体幹の上部を指します。 この中には心臓や肺、肝臓などの重要な臓器が多く存在します。