ヒトや動物の体のうち、横隔膜で区切られた腹腔よりも上の部分。 肺、気管などが存在する。
胸腔には何がある?
肋骨と肋間筋、胸筋を胸壁、胸壁と横隔膜に囲まれた部分を胸腔と呼び、胸腔の中に左右の肺と縦隔があります。 縦隔は左右の肺の間の部分で、気管・気管支、心臓、大動脈、食道が存在します。
胸腔何?
広義の定義では、「胸腔」は「胸郭の内側」を指します。 胸郭、つまり肋骨(胸骨、脊椎)や肋間筋などで囲まれた胸(首より下で横隔膜より上の領域)の中の空間(左右の肺や心臓など胸部の臓器全てが入っている空間)を指します。
胸郭は何からできている?
百科事典マイペディア「胸郭」の解説 ヒトでは,胸椎12個,肋骨12対,胸骨1個からなり,関節で可動的につながっているので,肋骨の上げ下げがその容積の増大減少となり,いわゆる胸式呼吸運動となる。 肋骨と肋骨の間は肋間隙(げき)といい,肋間筋でふさがれ,肋間動静脈,肋間神経が通る。
胸腔 どこにある?
胸腔は、胸壁・縦隔・横隔膜に囲まれた閉鎖された空間で、左右の肺が収まっている胸隔をそれぞれ左胸腔、右胸腔といいます。 横隔膜と胸壁の運動でその容積が変わることにより、肺は膨張・縮小し、換気が行われます。