胸のしこりには、悪性のものと良性のものがあります。 悪性の場合、そのほとんどは乳癌で、良性のものには線維腺腫や乳腺症があります。 悪性か良性かの区別は触っただけではわかりません。 マンモグラフィーや超音波検査の結果、場合によっては針の検査を受けていただいて治療が必要なものか、そのままにしておいていいものか判断します。
胸のしこりの種類は?
しこり ・しこりには、良性のもの(乳がんではない)と悪性のもの(乳がん)があります。 ・良性のしこりとしては、乳腺症による正常な乳腺がしこり様にかたくさわるものや、のう胞(液体のたまり)、線維腺腫、葉状腫瘍などがあげられます。
胸のしこりは何科?
何科を受診するべき? 乳腺科や乳腺外科。 または、乳腺を診ている外科、レディースクリニックを受診してください。
胸のしこりのようなものは?
立体的なしこりは、乳がん、良性の線維腺腫など、腫瘍性の病気がほとんどです。 硬い感触のしこりは、ほとんどの場合、乳腺症など非腫瘍性の病気です。 ただし、乳がんのなかにも硬い感触のしこりができる場合もあるので、しこりの特徴だけで判断することはできません。 乳房のしこりは、乳がんの早期発見のきっかけとして大変重要です。
乳がんのしこりってどんな感じ?
乳房の「しこり」は、腫瘍が1cm以上に大きくなったときに、触って自覚できる異物感のことです。 特に乳がんである可能性が高いのは、硬く、さわっても乳房の中で動かないか動きづらく、痛みのないしこりです。