日本では妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に腹帯を巻き、安産を祈願する風習があります。 なぜ戌の日なのか?というと、戌(犬)は多産でありながらお産が軽いことから「安産の守り神」として親しまれてきたからです。 これにちなんで、戌の日に安産を願う「帯祝い」という安産祈願が定着したといわれています。
戌の日 水天宮 なぜ?
そして戌の日が妊娠関係で縁起が良い理由ですが、犬はお産の際にそれほど負担なしにたくさんの子犬を生む動物といわれています。 つまり、犬は子宝に恵まれる象徴として縁起が良いとされているのです。 このため十二支の日の中でも、戌の日に水天宮のお参りをすると安産が叶うというご利益です。
戌の日 腹帯 何する?
お腹が大きくなってくる妊娠5ヶ月目の、一番近い「戌の日」に腹帯を巻きます。 安産祈願のお参りですが、正装する必要はありません。 ただし、神社へのお参りなので露出の多い服装やあまりにラフな格好は控えるべきですが、身体に負担のない格好で行きましょう。
戌の日参りの帯は?
戌の日参りでは、まず安産祈願のご祈祷を受け、妊婦のおなかに腹帯(岩田帯)と呼ばれる帯を巻きます。 最近は帯をいただくだけの場合もあります。 いわゆる行事はここまでですが、お参りのあとに祝い膳として食事会を行うことも多いようです。
安産祈願 なぜする?
犬はたくさんの子供を産みますが、お産が軽いため安産の守り神として親しまれています。 それにあやかり、12日に一度くる戌の日を、赤ちゃんと妊婦の無事を願う安産祈願する日としたのです。