原発緑内障では眼底に出血はみられない。 眼底出血を起こす原因は高血圧、糖尿病、脂質異常症、動脈硬化などの全身的な疾患であることが多い。
眼底出血の原因は?
眼底出血の主な原因 糖尿病・高血圧やそれに伴う動脈硬化、腎疾患、外傷などによって引き起こされます。 中でもよく見られる原因としては、糖尿病が挙げられます。 糖尿病と診断された時点で、眼科でも定期的に診療を受け、合併を予防することが大切です。
眼底出血の症状は?
主な症状は、視力の低下や霞み、飛蚊症(物 が飛んで見える)、歪視症(物が歪んで見える)などです。 中心部が出血すると視力低下がおきます。 視力がどの程度まで下がるか、どの程度回復するかはどこ に出血したかによって変わります。 出血した場所は視野が欠けます。
眼底出血 どこ?
『眼底出血』は、多くの場合は網膜の出血のことを指します。 網膜の中心部である黄斑部は、中心視力にとって最も大切な部分です。 網膜の静脈が何らかの原因で生じた血栓により詰まって眼底出血を起こす病気です。
眼底出血の視力回復は?
眼底の出血自体は、ゆっくりと時間をかけ引いていきます。 出血が引いた後、最終的にどの程度視力が回復するかは、視力にとって一番大切な、黄斑の障害の程度によって異なります。 網膜浮腫が黄斑に及ぶ黄斑浮腫が高度であれば、視力は回復しづらくなります。 とくに浮腫が強いと、重度の視力障害が残ってしまいます。