A 病理検査が必要。 検査だけでリンパ節転移があるかどうかは完全にはわかりません。 一般的には、CTやMRI、超音波検査で、リンパ節が腫れていて、その大きさが1センチ以上ならリンパ節転移の可能性があります。
癌がリンパに転移したらどうなる?
肺癌がリンパ節に転移した場合の症状 頚部やリンパ節に腫れが見られるようになります。 縦隔や肺門など肺の近くにあるリンパ節に転移してしまうと、上半身のむくみや、風邪でもないのに咳が出る場合も。 リンパ節のなかでも特に首や鎖骨上のリンパ節に肺癌の転移が多く見られます。
リンパ節転移の症状は?
原発不明がんでは、全員に共通する特徴的な症状はなく、がんが転移した部位によって現れる症状が異なります。 たとえば、リンパ節に転移している場合は、首のまわり( 頸部 けいぶ )、わきの下( 腋窩部 えきかぶ )、足の付け根( 鼠径部 そけいぶ )などに、しこりができることがあります。
癌 転移 どうやって調べる?
転移の診断のためには、CT検査やMRI検査を施行します。 特に現在CT検査は高解像度の評価が可能となっており、小さなリンパ節や転移病変を立体的に描出することができます【図10】。
癌 転移 どこから?
転移先として多いのは、原発巣の近くのリンパ節。 次に多いのが、左右の肺を隔てている縦隔と呼ばれる組織のリンパ節です。 そのほかに、肝臓、骨、脳、副腎などで遠隔転移を起こしやすいとされています。 肺癌は早い段階でも転移が起こり、全身に癌が広がってしまう可能性があると言われています。