単体(塩素ガス)は、常温常圧では特有の臭いを有する黄緑色の気体。 分子量70.90。 融点−101 °C、沸点−34.1 °C、比重2.49。 非常に反応性が高く、多くの金属や有機物と反応し塩化物を形成する。
塩素ってどんな気体?
塩素分子は、刺激臭のある黄緑色の気体です。 そのため一般的には、塩素ガスもしくは塩素と呼ばれています。 強い毒性と腐食性のある塩素ガスは、水に溶けやすく強い酸化力もあることから、水道水の処理や、紙パルプ工業などの消毒殺菌にも用いられています。
塩素は何性?
酸素や水素は水に溶けにくいので,水溶液の性質を問われることはほとんどありませんが,「中性」です。 酸素や水素と同様に,窒素も水にほとんど溶けず,水溶液の性質を問われることはほとんどなく,「中性」です。 ちなみに,塩素は水に溶かすと「酸性」を示します。
塩素は何でできている?
工業的には食塩水を電解してつくるが,実験室では濃塩酸と二酸化マンガンあるいはさらし粉と酸とから得られる。 酸化剤,漂白剤,殺菌剤。 合成塩酸,さらし粉,有機塩素製品などの原料。
塩素何に使われているのか?
水道水の消毒に欠かせない塩素。 一部の貴ガス、炭素、酸素以外の元素と直接化合して塩化物を作ります。 漂白剤、消毒剤、染料、爆発物、さらし粉などの塩化物に主に用いられています。