こと‐ば【言葉/▽詞/▽辞】 人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現。 言うこと。「 友人の—を信じる」 音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法。 言語。「 . 文の構成要素をなす部分。 単語。 . 言い方。 口のきき方。 . 必ずしも事実でないこと。 言葉のあや。
ことばとはどういうものか?
言葉・詞・辞などの漢字をあてる。 コト(言)とハ(端)との複合語とみられる。 上代には「事」と「言」、すなわち「事柄」とそれを人間の意志によって対者に伝達しようとする働きである「言語」との区別が、かならずしもはっきり区別されなかったが、コトバなる語が生じて以後、この語はもっぱら「言語」の意を表すようになった。
言葉はなぜ必要なのか?
言葉や文字などによって,意思や感情などを伝え合いコミュニケーションを成立させることは,国語の最も基本的な役割である。 その意味で,国語は個人が社会の中で生きていく上に欠くことのできない役割を担っている。
言葉はどのようにして生まれたのか?
言語の起源について、岡ノ谷一夫教授(総合文化研究科)は歌が鍵を握るのではないかと考える。 すなわち、歌から単語を切り出す能力に、階層的な組み合わせを作る能力が合わさった時、言語の原型が生まれたというわけだ。
交話の例は?
「おはよう」「お先に」などなど。 これも実は「交話」の一つなのだ。 「最近、調子はどう?」 「うーん、普通かな」なんていう、たわいのないやり取りも、「交話」としての役割を果たしている。