炎症が起きている部位は熱を持ち、腫れあがり、赤みがさし、痛みを感じ、動かしづらくなります。 炎症が軽い場合、 症状も狭い範囲で済み、特に手当をしなくても自然と治ります。 しかし、軽い炎症であっても、範囲が拡大したり痛みが強くなる場合もあるので、治療が必要になることもあります。
体に炎症が起こるとはどういうことですか?
炎症は、異物や死んでしまった自分の細胞を排除して生体の恒常性を維持しようという反応と考えられます。 例えば細菌やウイルス(一種の異物です)が体の中に侵入しようとした時に、さまざまな細胞などの生体内成分がその排除に働いた結果が炎症性反応です。
CRP が高いとどうなるのか?
数値が上がっているときはなんらかの感染症にかかっていることが多く、細菌やウイルスによる感染症などが疑われます。 細胞が破壊されることによって増えるものとしては、悪性腫瘍、熱傷、外傷、手術後などがあります。 鑑別で重要なものとしては狭心症と心筋梗塞があります。
CRP なぜ高い?
具体的には炎症(膠原病の活動期など)、組織の障害(心筋梗塞、 肺梗塞、外傷、やけど、分娩、外科手術後)、悪性腫瘍(乳がん、消化器系のがん、肺がん、悪性リンパ 腫)、感染症(特に細菌による感染症)などが生じると上昇します。 赤沈(血沈)が 早いとは? CRPと同様、身体がなんらかの侵襲 を受けたときに早くなります。
炎症 どういう状態?
炎症の特徴 ケガをすると、その部分は充血して赤くなり、やや熱感を持ち、腫れて痛みを感じるようになります。 このような症状は、体の傷ついた部分の組織がケガに反応したために起こるもので、これが炎症とよばれる状態です。