加えて、増えていく羊水や大きくなる赤ちゃんなど、物理的な理由でも体重は増加していきます。 妊婦さんの体重増加は、子宮1kg、胎児3kg、羊水500g、胎盤500g、血液増加分2kg、脂肪分1kgで、合計するとおよそ8kg。
羊水の量 どれくらい?
羊水量は、赤ちゃんの成長の段階によって変わっていきます。 一般的には、妊娠週数が進むにつれて増えていき、30~35週に約800mlとピークを迎え、40週を過ぎると500ml以下になり減少していきます。
胎盤と羊水の重さは?
まずは、必ず増加するお腹の赤ちゃんの重さですが、赤ちゃんの体重は臨月で約3kg、胎盤は約400~500g、羊水をいれると、合計で約5kgになります。
胎盤のグラムは?
胎盤とは 胎盤とは、着床後ママの子宮内に出来る円盤状の器官です。 正常な場合、子宮上部に貼りついて赤ちゃんの成長と共に成長します。 生産期を迎える頃には直径約20~30cm、厚さ2~3cm、重さは500~600g程になり、産院によっては出産後に排出した胎盤を見せてもらえる場合も。
妊娠中期の羊水量は?
妊娠中期 妊娠20週になると羊水量は350mlに。 赤ちゃんの腎臓が発達して、おしっこが出るようになり、赤ちゃんが羊膜腔内に満たされた羊水を飲み込んでは、おしっこをする「胎児循環」のしくみができあがっていきます。 循環しているだけなので、もちろん、赤ちゃんのおしっこも羊水もきれいな状態です。