かぜ薬や解熱鎮痛薬を服用して、胃の調子が悪くなってしまうことがあります。 その場合、二つの原因が考えられます。 一つは空腹時にお薬を服用することで、胃が食べ物と勘違いして胃酸を分泌させてしまい、胃粘膜が荒れるためです。 もう一つが、薬に含まれている成分によるものです。
ロキソニン なぜ胃が荒れる?
痛み止めで頻繁に使用されるロキソニンに代表されるNSAIDSは、胃粘膜の保護をする機能を低下させてしまいます。 プロスタグランディンという、胃粘液の産生、分泌を促進する物質を減少させてしまうためです。 その結果、胃酸の攻撃で胃壁は荒れてしまい、潰瘍ができてしまう。
胃の荒れ どれくらいで治る?
通常は、消化のよいものを食べて2~3日安静にしていればたいてい治ってしまいますが、胃への刺激が長期間続くと「慢性胃炎」に。 慢性胃炎は、いつもではないけれどなんとなく胃の調子が悪い状態。 胃もたれ、食欲不振、吐き気、げっぷ、腹部膨満感などとなって現れます。
胃が荒れたらどうする?
薬による胃荒れで胃痛・吐き気があるときは、冷水うがいをしたり、氷を口に含むとよいでしょう。 また、他の薬に変更可能かどうか、主治医や薬剤師に相談しましょう。 胃痛を感じているときは、食事を摂るのをやめて胃を休めましょう。
胃痛 なんの薬?
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