そのまま長期間、放置しておくとさらに隣の歯も同じように傾いてしまいます。 歯と歯の間に隙間ができて、食べかすが挟まりやすくなってしまいます。 その結果、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。 歯は噛む相手の歯、隣の歯があることによって一定の位置に保たれますが、それが無くなると移動します。
入れ歯をしないとどうなる?
特に奥歯の噛む力は重要で、入れ歯を使用しないと転倒するリスクが2.5倍高くなるというデータがあります。 下顎が不安定になり、体のバランスを保つことが難しくなるのです。 特に高齢者は歯を喪失している割合も高くなりますから、転倒事故なども考慮して、入れ歯を外したままにするのは避けましょう。
入れ歯になるのは何歳ぐらいから?
「総入れ歯になる年齢はだいたい何歳ぐらいなのでしょう。」 こちらは、5年に1度実施される、歯科疾患実態調査の平成28年度の調査結果です。 50~54歳で全体の0.9%、75~79歳で20.1%、85歳以上で46.3%となっています。
入ればどのくらいの金額する?
保険診療の入れ歯の料金相場は、約1,200円~9,000円(片アゴのみ)と非常に安いです。 によって大きく治療費が異なります。
歯が一本ないとどうなる?
歯を抜けたまま放置すると虫歯や歯周病になるだけではなく、歯の移動がおこり、噛み合わせが崩壊します。 噛み合わせの崩壊は顎関節症や肩こりなど全身の病気を引き起こします。