中心線に対する主気管支の分岐角度は右が約23度、左が約46度である。 右のほうがより垂直に近い角度で肺に入っているため、誤嚥による気道異物は右肺に入りやすい。 19 авг. 2016 г.
気管支異物 どっち?
百科事典マイペディア「気管支」の解説 ヒトでは,右気管支は短く太く,気管の縦軸の方向と作る角度は小さいが,左気管支は長く細くて角度は大きい。 したがって誤って気道に落ちこんだ異物は普通は右気管支に入る。
気道に異物 どうなる?
気道に異物が入ることで呼吸器が炎症を起こし、喘鳴や呼吸困難が症状として現れます。 ひどい場合は窒息してしまうこともあり、その際は緊急措置が必要となります。
肺に異物が入ったらどうなる?
実は、異物がさらに奥の気管支まで落ちていくと、激しいせき込みは止まりますが、しばらくしてせきやゼーゼーが出てきます。 この状態で気付かずに長期間放置すると、肺炎を併発し最悪の場合は肺の一部を切除しないといけなくなります。 気道異物の診断には、来院までの経過が重要です。
誤嚥性肺炎 どちらの肺?
解剖学的に右気管支は左気管支よりも太くて垂直方向に近い構造をしている(分岐角度が低い)ため、右の気管支の方が誤嚥しやすくなります。 したがって、誤嚥性肺炎は右の肺に起こりやすいのです。