ギンナンを食べ過ぎると、嘔気嘔吐を誘発する他、痙攣発作を起こすことが知られています。 ギンコトキシンがビタミンB6の働きを阻害すると、GABAが産生されないという事態に陥ります。 GABAは脳神経の興奮を抑制させる物質ですから、それがなくなった結果、異常興奮して痙攣を起こすと考えられています。 20 окт. 2020 г.
銀杏を食べ過ぎたらどうなる?
■ ぎんなんは古くから薬や食材として用いられてきましたが、実は食べすぎると中毒を起こします。 有毒成分は4-メトキシピリドキシン(4-MPN)という物質です。 4-MPNはビタミンB6と構造がよく似ているため、ビタミンB6が結合して働く場所へ誤って結合してしまいます。
銀杏 食べすぎ 何個?
大人であれば1〜2個食べる程度なら問題ありませんが、枝豆感覚でパクパク数十個食べることは絶対に避けましょう。 また、大人の場合、肝臓にメチルピリドキシンを解毒できる酵素を持っていますが、子どもは持っておらず、少量の銀杏でも中毒症状を発生しやすいといわれています。 5歳以下の子どもには銀杏は食べさせない方が良いでしょう。
銀杏は1日何個食べてもいいの?
しかし大人の場合は、よほど多量に銀杏を食べないと中毒に至らないので、少量であれば食べていただいて問題ないでしょう。 目安は、大人は1日10個程度。 子どもの場合は5個以内です。 この量は必ず守るようにしてくださいね。
銀杏 致死量 何個?
では一体、何個以上食べたら中毒になるのだろうか。 中毒時に食べた個数は小児で7個から150個。 成人では40個から300個とかなりの個人差があるが、これは日常のビタミンB6摂取量の違いが関係しているといわれている。 とにかく、銀杏を食べて“吐き気”や“めまい”等を感じたら、まずは病院に行くことが大切だ。