概要 一般的に、胎盤は経腟分娩後10分程度の間に娩出されることが多いのですが、30分以上経過しても出てこないと出血のリスクが上昇するため、子宮底圧迫、用手剥離などを行います。 25 апр. 2017 г.
胎盤遺残 なぜ?
遺残胎盤は、癒着等が原因で分娩後も子宮内に胎盤が排出されずに残ってしまう状態を指し、産科危機的出血となることがあります。 遺残胎盤で大量出血した場合には子宮収縮薬を使用し、双手圧迫、長ガーゼ充填等を行い、一次止血を試みます。
胎盤が出ないとどうなる?
しかし、それでも胎盤が出てこない場合があります。 子宮の中に胎盤が残ったままだと、子宮が収縮しきれずに大量に出血したり、子宮の中に感染がおこって、ときには敗血症(はいけつしょう)(「敗血症」)になってしまい、子宮全体を摘出する手術を行なわなければいけない場合もあります。
悪露はいつまで続く?
悪露(おろ) 出産後に起こる子宮内膜や分泌物の排出。 生理よりも量が多いが出血があり、分娩時に残った胎盤の一部が排出されることも。 産後すぐから1ヶ月前後まで続く。
常位胎盤早期剥離 いつ?
常位胎盤早期剥離とは、子宮壁の正常な位置に付着している胎盤が、通常は妊娠20週以降に剥がれてしまうことです。 性器出血や激しい腹痛が起こり、ショック状態を起こすことがあります。