しかし、学校や会社の検診で一般に言われる「視力1.0」というのは「遠見視力」、つまり何メートルも先のものを見る視力のことであって、「近見視力」、つまり眼前30cmのものを見る視力については触れられることが少ないです。 ・「遠視」の場合があります。
視力検査何メートル離れる?
ふつう視力検査は、視力表から5メートル離れて行います。 視力表で視力1.0に該当するランドルト環は、高さ7.5ミリ、文字の太さ1.5ミリ、文字の切れ目部分の幅1.5ミリです。 この「文字の切れ目部分の幅1.5ミリ」がちょうど、5メートル離れたところからの視角1分に相当します。
遠見視力の読み方は?
遠見視力(読み)えんけんしりょく
視覚の単位は?
・視角の単位は°(度)で、小数点第4位以下は切り捨てて表示されます。
視力の良い数値は?
現在では視力1.0以上でA判定、0.9~0.7でB判定、0.6~0.3でC判定、0.3未満でD判定となっています。 ちなみに学校の視力検査は3.7.0方式という分類方式です。 一般的な教室の広さであれば0.7以上の視力であれば学業に支障はないと言われています。