原田病の診断には、他のぶどう膜炎の原因との鑑別が必要です。 そのため、血液検査を含めた全身検査を行ないます。 全身症状に対しては、内科や耳鼻咽喉科を受診の上、髄液検査や聴力検査などを行なうことがあります。 29 сент. 2021 г.
原田病の後遺症は?
残念なことに、十分な治療が行われても原田病は慢性化してしまうことがあります。 慢性化すると、白内障、緑内障、網膜の障害などの合併症を起こして、視力が低下することがあります。
原田病の患者数は?
1.背景と目的 原田病は我が国の三大ぶどう膜炎の一つとして知られています。 日本では100万人あたり15人ほど の患者さんがいると言われています。 治療により軽快する患者さんがいる反面、治療を施しても炎 症が長く続き残念ながら視力が下がってしまう患者さんもいらっしゃいます。
原田病 ってどういう病気ですか?
定義 フォークト―小柳―原田病(以下、原田病)は、急に両眼にぶどう膜炎と網膜剥離が生じて見えにくくなる疾患です。 同時に髄膜炎や難聴が生じ、しばらく経過した後に皮膚の白斑、白髪、脱毛などが生じます。
原田病の読み方は?
はらだびょうふぉーくとこやなぎはらだびょう【原田病(フォークト・小柳・原田病) Vogt-Koyanagi-Harada disease】 全身のメラニン細胞(メラニン色素を有する細胞)に対する免疫反応(めんえきはんのう)が高まったためにおこるぶどう膜炎(まくえん)の一種で、日本人などの有色人種におこります。