運動不足であると体力や全身持久力が低下し、身体活動量が減少します。 身体活動量の減少はさらに体力や全身持久力の低下、筋力や筋持久力の低下も招きます。 筋力が低下すると立つ、歩くなどの移動能力が低下し、仕事や家事に励む、外出や趣味を楽しむなどの活動機会が減少して生活の質が低下します。
なぜ運動しなきゃいけないのか?
体を動かさないとあっという間に身体機能は低下していきます。 運動することで筋力・持久力・心肺機能等の維持を図ります。
運動不足の危険性は?
身体活動・運動が不足している状態では消費エネルギーが少ないために、肥満、特に内臓脂肪型肥満が起きやすく、その影響で高血圧や糖尿病、脂質異常症などの肥満関連の病気が起きてきます。 さらに筋力の低下、筋肉量の減少、あるいは関節の可動性が減って、ロコモティブシンドロームやサルコペニアなどの運動器疾患が生じます。
運動の必要性は?
運動の具体的な効果は以下が挙げられます。 体力や持久力がつき、身体活動を行いやすくなること。 生活習慣病の予防。 ストレッチングや筋力トレーニングによって、身体の柔軟性が高まり筋力・筋肉量が増え、膝痛や腰痛などの運動器疾患によるトラブルが改善する可能性が高まること。
運動不足のサインは?
運動不足チェックリスト体を動かすことをおっくうに感じる寝起きから動き出すまで時間がかかる階段ではなくエレベーターやエスカレーターを使うことが多い少し階段を使っただけでも息切れしやすい少しの距離でも歩くとなると嫌になる夕方や夜になると疲れを感じやすい慢性的な疲れを感じる休日は家でごろごろしている日が多い