運動をした後に、「心地よい疲れ」を感じる人も多いのではないでしょうか? その理由は実は脳が深く関係しており、ひとつは「脳の血流が促される」ため。 そして、もうひとつは「脳から神経伝達物質が分泌される」ためと考えられています。
運動するとストレス解消 なぜ?
運動により脳の血流がよくなるので、脳が活性化され、心に安らぎをもたらすセロトニンなどの神経伝達物質が脳内に増えることが分かっています。 中でもセロトニンは、気分や集中力を左右すると考えられている神経伝達物質で、脳内のセロトニン量が増えると、心が落ち着いて爽やかな気分になるといわれています。
運動はなぜ脳にきくのか?
脳は、筋肉と同じで、使わなければ委縮してしまいます。 脳の神経細胞のイメージは、木です。 運動をすると、木の枝が生長し、新しい目がたくさん出てきて、脳の機能がその根元から強化されることで脳の働きが向上します。
運動をするとなぜいいのか?
健康づくりの運動と生活習慣病予防 有酸素運動を習慣的に行い、継続することは、エネルギーの消費量を増加させて体脂肪が減少し、肥満やメタボリックシンドロームの予防に効果があります。 また、インスリン抵抗性が改善され、血糖値の低下や血管機能が改善されて血圧が下がる効果もあります。
運動のドーパミン効果は?
トレーニングで汗をかいた後に気分がスッキリするのは、このドーパミンの働きです。 また、ドーパミンが多く分泌されるとモチベーションが向上し、ポジティブ思考になります。 これらの影響によってカラダを動かすことが好きになり、運動が習慣づくようになるでしょう。