造影CT検査は、病変の発見や腫瘍の良悪性や進行度合などの鑑別、治療方針の手助け、緊急な診断を要する外傷、血管性病変(動脈瘤・解離・出血・血栓症など)の描出などに有用であるといわれており、全身の様々な部位の検査において、造影剤が用いられています。
CT検査でどこまでわかる?
CT検査で発見することが多い病気 胸部CT検査では、肺がん、肺結核、気管支拡張症、気胸、胸部大動脈瘤、肺動静脈瘻、心臓疾患などの病変が、小さなものまで発見できます。 腹部CTは肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓などを調べますので、腹部の臓器に発症するがんを発見することができます。
造影CT どんな感じ?
CT(コンピューター断層撮影)検査とは、放射線の一種であるX線を用いて体内の様子を見る検査です。 検査中はわずかな機械音がしますが、痛みも何も感じません。 造影剤を用いる場合は、熱っぽい感じがある場合があります。 一般にMRIよりも短時間(長くても10数秒の息止めを数回繰り返していただく程度)で済む検査です。
造影 CT 検査って何?
・ 造影 CT 検査:造影剤を静脈注射して行う検査です。 造影剤を使用することにより、病変の存在、形態や性状などがより詳しく描出されます。 検査時間 検査時間は撮影する部位、注射の有無によってかわりますが、5分から30分程度です。
造影CTの結果はいつわかるの?
検査の結果は、画像専門診断医の読影後(約一週間)主治医が結果説明おこないます。