加入者本人(被保険者)やその家族(被扶養者)が病気やケガをして、病院(保険医療機関)に行って治療を受けると、その医療費(1日から末日まで)は診療報酬明細書(レセプト)という形で病院から支払基金に請求されます。
診療報酬請求 誰に?
診療報酬が支払われる仕組み 診療報酬は、どのように医療機関に支払われているのでしょうか。 例えば、患者が40才の一般的なサラリーマンだった場合、医療費の3割は直接患者に対し、窓口で請求します。 残りの7割は保険者に請求する必要がありますが、患者への診察をおこなう度に請求をするのでは作業が煩雑になり手間もかかります。
レセプト請求 どこに?
そして医療機関は、医療券に基づいてレセプトを作成。 生活保護受給者は国民健康保険の被保険者から除外されているため、請求先は社保です。 そしてレセプトは福祉事務所ごとにまとめられ、社保へ請求されます。 社保はレセプトを審査して各都道府県へと請求し、受理されることで診療報酬が支払われます。
診療報酬 査定 どこ?
審査支払機関には、社会保険診療報酬支払基金と国民健康保険団体連合会の2つがあり、それぞれ社保(あるいは支払基金)、国保と略して呼ばれることが多いです。
診療報酬 請求 いつ?
診療報酬等決定通知書と突合点検結果連絡書について診療報酬等の支払日について 毎月20日が支払日 となります。 (国民健康保険分と後期高齢者医療分とは分けてお支払いいたします。) ※支払日が土・日・祝日にあたる場合は、翌営業日が支払日となります。