呼吸が痛みへ与える影響 逆に息を吸うと、体の筋肉が緊張し体全体に力が強く入ります。 陣痛の痛みの本質は、子宮の筋肉の収縮、緊張ですので息を吐くと体の力が抜け痛みが和らぎ、息を吸うと力が入り陣痛の痛みがより一層増します。 つまり息を吐くということが弱い鎮痛作用になり、吸うことには増痛作用があります。
分娩期 呼吸法 なぜ?
呼吸法を実施するメリット 出産時には不安や痛みなどを感じ、緊張から呼吸が乱れがちに。 呼吸法を実践することで、赤ちゃんへ十分に酸素を届けることができるようになり、リスク軽減にもなります。 分娩の状態に合わせた呼吸法を行うことで、リラックスした状態を保ち、赤ちゃんがスムーズに出てきやすくなります。
いきみ逃し なぜ必要?
いきみ逃しをする理由は、早い段階でいきむのを続けてしまうと、産道(子宮頸管や膣)がむくんだり、傷ついてしまう可能性があります。 また、赤ちゃんに余計なストレスがかかり、お産が長くなるリスクもあります。 そのため、「いきみ逃し」をしていきまないようにすることが大切です。
出産 いついきむの?
子宮口が9〜10㎝では陣痛が1〜2分おきにやってきます。 こうなると陣痛の度に力一杯出してしまいたい感覚、いきみの感じがでてきます。 しかし全開にならないと産道や会陰が傷ついてしまうので助産師の指示を待ちましょう。 入院してからは陣痛室で痛みと闘っていますが、子宮口全開となると分娩室へ移動します。
お産リラックスなぜ?
身体の力を上手に抜きリラックスすることで痛みを分散させることができます。 産道は筋肉なので、緊張すると硬直してしまいます。 緊張している状態では、子宮の出口がなかなか開かずに出産は進みません。 陣痛の最中でもリラックスして身体の余計な力を抜いていくことができるように、これも妊娠中から少しずつ練習しておきましょう。