短促呼吸の目的は、赤ちゃんの頭が急に飛び出して会陰(えいん)部の傷が大きくなるのを防ぐためです。 こうして、ゆっくり時間をかけて産むようにします。 時期は、医師や助産師が指示してくれます。
いきむ いつから?
いきむタイミングは、 3⃣分娩第二期で子宮口が全開になったときです。 このとき、助産師さんや医師から「いきんでください」と言われるので、そのときに思い切りいきむようにしてください。 助産師さんがしっかりとリードしてくれるので安心してください。
陣痛 呼吸法 なぜ?
呼吸が痛みへ与える影響 逆に息を吸うと、体の筋肉が緊張し体全体に力が強く入ります。 陣痛の痛みの本質は、子宮の筋肉の収縮、緊張ですので息を吐くと体の力が抜け痛みが和らぎ、息を吸うと力が入り陣痛の痛みがより一層増します。 つまり息を吐くということが弱い鎮痛作用になり、吸うことには増痛作用があります。
ラマーズ法 いつ吸う?
〈陣痛が徐々に強くなってきたとき〉 子宮口が3~8cmほど開き、陣痛間隔が2~4分くらいになったら「ヒッヒッフー」の呼吸を行います。 まず息を吸って「ヒッヒッ」で短く息を吐き、息を吸って「フー」で長く息を吐いてください。 息を吐くときはお腹の外側から下に向かって、吸うときは下から外側に向かってマッサージしましょう。
短足呼吸 いつ?
・陣痛の合間はリラックスして過ごしましょう。 ・陣痛の合間にも児の頭が引っ込まなくなったら(発露)短息 呼吸に切り替えます。 児が生まれて 10~30 分くらいには胎盤 が出てきます。 その後の 2 時間くらいは分 娩後の異常に備えて、分娩台の上で安静に することが多くあります。