鎮痛薬を月に10日以上飲むという状態が3ヶ月間以上続いている場合には、薬物乱用頭痛におちいる可能性があります。 逆に、何日飲んだかにかかわらず、飲んだ回数が月10回未満であればその心配はありません。 薬物乱用頭痛の悪循環を断ち切るには、まず鎮痛薬の連続服用を中止しなくてはなりません。
鎮痛剤を飲み過ぎるとどうなるか?
具体的には、用法用量を守らずに痛み止め(鎮痛薬)を使いすぎると、「胃腸障害」、「腎障害」、「頭痛」などが起きることがあります。 市販の痛み止め(鎮痛薬)の多くは「NSAIDs(エヌセイズ)」と呼ばれる成分が含まれています。
痛み止め 何回も飲む?
驚くべきことですが、薬剤を使用しすぎて頭痛がおこることがあります。 「薬物乱用頭痛」と呼ばれています。 片頭痛の治療薬や市販の鎮痛剤を頻繁に服用すると、頭痛がひどくなるといった報告があります。 頭痛がひどくなり、さらに鎮痛剤を服用するといった悪循環に陥ります。
頭痛薬 飲み過ぎとはどのくらい?
薬物乱用頭痛は、1カ月に10日以上鎮痛薬を飲んでいる状態が3カ月以上続く場合はその可能性が高いです。 鎮痛薬の飲み過ぎで頭痛が悪化する理由はよくわかっていませんが、鎮痛薬の過剰な内服が脳の感覚中枢に影響し、痛みに対してさらに敏感になってしまうと考えられています。
ロキソニン いつまで飲む?
また、3~5日間を超える服用はしないでください。