真言宗(しんごんしゅう)は、空海(弘法大師)によって9世紀(平安時代)初頭に開かれた、大乗仏教の宗派で日本仏教のひとつ。 空海が長安に渡り、青龍寺で恵果から学んだ密教を基盤としている。
真言宗の特徴は?
平安時代に空海が密教を学び開かれた真言宗。 修行に励むことで即身成仏できるという自力本願の教えが中心です。 真言宗の修行では真言を唱えたり指で印を組んだりすることを重要視していて、葬儀でもとても頻繁に行われます。 灌頂(かんじょう)や土砂加持(どしゃかじ)といった真言宗独自の儀式が多いのも特徴です。
真言宗の偉い人は?
現在の管長は2018年11月15日に就任した第414世葛西光義大僧正。 任期は4年。
真言宗の考え方は?
真言宗は、修行や祈祷による自力本願で即身成仏を目指す宗派といわれています。 修行や加持(かじ)・祈祷(きとう)を通じ、全ての事柄の源である大日如来(だいにちにょらい)の存在を感じ、一体となることで仏になることを目指すという考え方です。
南無阿弥陀仏はどこの宗教?
浄土宗とは、法然上人を宗祖とした仏教の宗派で、総本山は京都市にある知恩院です。 ご本尊は阿弥陀如来で、ただひたすらに仏に帰依し、「南無阿弥陀仏」と口に出して念仏を唱えれば浄土に生まれることができるという、他力の教えです。