直腸がんは、原因はわかっていません。 酒やたばこ、肥満の方や肉類をたくさん食べる方がなりやすいとも言われています。 一部の大腸ポリープは、がんになることがあります。 遺伝性の場合もあるので家族に直腸がん、大腸がんの人がいたら注意する必要があります。
直腸がん 人工肛門 なぜ?
直腸がんでは、人工肛門が必要になることも ただし、がんの大きさやがんができた位置によっては、腸と一緒に肛門や肛門括約筋(肛門をしめたりゆるめたりする筋肉)も取り除く必要があり、その場合、「人工肛門(ストーマ)」を作ることになります。
何故 人工肛門になるのか?
永久的人工肛門:直腸がんに対する腹会陰式直腸切断術では自然肛門もがんとともに切除されてしまうため永久的人工肛門となります 。 一時的人工肛門:外傷や腸穿孔などの理由により一時的に人口肛門を作ることがあります。 この場合は再手術により人工肛門をなくし元通り自然排便できるようにすることが可能なことがあります。
直腸癌ってどんな症状ですか?
直腸がんの症状で最も多いのは血便です。 そのほか、排便に伴う症状が出やすいのが特徴で、便秘、便が細くなる、排便がなくてもたびたび便意を感じる(テネスムス)、腹痛などが主な症状です。 しかし、かなりの進行がんになるまで、全く症状がない場合も少なくありません。
直腸癌 痛み なぜ?
大腸がんそのものでは痛みが出ることはなく、大腸がんに伴う痛みの多くは腸管の通りが妨げられることに由来します。 通常痛みは持続することはまれで、腸管の蠕動に伴う間欠痛(痛みが出現しては治まることを繰り返す、波のある痛み)であることが多いです。