直腸は、大腸の最も肛門に近い部分で、肛門から約20センチメートルの大腸のことをいいます。
直腸って何センチあるの?
直腸は、肛門の直前にあるほぼまっすぐの器官で、さらに、直腸S状部、上部直腸、下部直腸に分類されます。 長さとしては15~20cmほどです。 結腸に比べるとやや太く、多くの便をためられるようになっています。 特に、直腸の中でも、さらに太くなった直腸膨大部といわれる所は便の貯蔵庫の働きをしています。
直腸癌 肛門から何センチ?
大腸がんのなかでも、肛門からすぐ近くの「直腸」と呼ばれる部分(肛門から20センチメートルほどの大腸のこと)にがんができるのが「直腸がん」です。
S字結腸 肛門から何センチ?
S状結腸に続く大腸の一部で肛門につながる. 長さ約20cm.
人工肛門 何センチ?
最短の場合で、2.0cmです。 それだけの腸管を取ることができれば、再発しにくいとわかっているからです。 このように肛門側の腸管を確保しながら、肛門を温存する手術を「肛門温存手術」といいます(図2参照)。 直腸にできたがんに対する「肛門温存手術」のうち、肛門と肛門括約筋を温存する手術法を「低位前方切除術」といいます。