現在の進行大腸がんの標準治療は、開腹手術です。 開腹手術とは、おなかを大きく開けて行う方法です。 メリットは、執刀医が患部を直接見て、触った感覚を確認しながら治療が進められる点で、患部を広く見渡せるため、出血などがあってもすばやく対応することが可能です。
大腸がん 手術 何時間?
平均手術時間は腹腔鏡手術で約1時間長く、開腹手術で160分、腹腔鏡手術では211分でした。 平均入院期間では開腹手術が11日、腹腔鏡手術は10日でした。 開腹手術では、患部を直接目で確認することができるため、がんの取り残しを防いだり、出血があった場合に素早く対応できます。
大腸癌の手術入院は何日ぐらい?
術後の入院期間は、結腸がんの場合で5〜7日、直腸がんの場合で7〜14日です。
大腸癌 どんな手術?
大腸がんの治療は、手術による切除が基本です。 外科治療では、がんのある腸管とリンパ節を切除します。 切除するリンパ節の範囲は、がんの部位と手術前に予測したがんの進行度を考慮して決定され、早期がんでは、がんだけを切除して、リンパ節は切除しないこともあります。
大腸がん手術 何センチ?
【括約筋温存手術(前方切除術)】 がんをきちんと取り切るためには、がんから肛門側の腸を、最低2~3センチメートルの“安全域”を設けて切除する必要があります。 なぜなら、がん細胞が、腸の壁の中をもぐって肛門側へ1~2センチメートル広がっていることがあるからです。