手術後には、腸を切除した影響や癒着によって排便が不規則になったり、下痢や便秘、ガスが出にくくなりおなかが張ったりする症状があらわれる場合があります。 多くの場合、手術から1〜2カ月たつと落ち着きます。 直腸がんの手術後には、一日に何度も便意を感じることがあります。
直腸癌ってどんな症状?
直腸がんの症状で最も多いのは血便です。 そのほか、排便に伴う症状が出やすいのが特徴で、便秘、便が細くなる、排便がなくてもたびたび便意を感じる(テネスムス)、腹痛などが主な症状です。 しかし、かなりの進行がんになるまで、全く症状がない場合も少なくありません。
直腸を取るとどうなる?
結腸の一部を切除しても、大腸の役割である水分の吸収は残った腸でもできるため、後遺症はほとんどありません。 しかし、直腸の一部を切除した場合には、便をためたり、押し出したりする力が損なわれるため、排便の回数の増加などの排便障害が起こります。
直腸癌 どうなる?
直腸がん 直腸のがんは肛門に近い部位であり、血便で発見されることが多いです。 特に、出血は便に血液が付着して発見されることが多く、比較的鮮血に近い状態です。 また、がんが大きくなり、直腸の内腔が狭くなると、便の狭小化や残便感などの症状が見られることもあります。
大腸癌は完治しますか?
早期発見・早期治療で大腸がんはほぼ100%完治できます。 早期の適切な治療で「必ず治る、治せる!」 日本の大腸がんの診断・治療は現在、世界レベルでも最高水準にあります。