何歳くらいから(何歳くらいまで)あるものなの? おりものは、女性ホルモンの分泌に応じて変化していくので、年齢によって量が変わっていきます。 初経の始まるころから徐々に増えはじめ、20~30代でピークを迎えて最も多くなり、閉経後2~3年でほとんど出なくなります。
おりものが出るのはいつ?
● 一般的に、毎月の生理(月経)が終わったあと2~3日はほとんどおりものが出ませんが、それから排卵期に向けて少しずつ増えてき、排卵期には生卵の白身のような透明のゼリー状のよく伸びるおりものが出ます。 排卵後はおりものの量が減り、粘り気のある黄白色のおりものに変化します。
おりものってどんなの?
おりものは、子宮頚部、子宮内膜、膣から出る酸性の分泌物のこと。 膣内部のうるおいを保って粘膜を守ったり、汚れを排出したり、バイ菌などが子宮内に侵入するのを防ぐ役割がある、女性のカラダをまもる大切なものなんです。 また排卵時には、ゼリー状に変わり、精子を受け入れやすい状態にします。
おりものが多い時はどんな時?
●量が多くなるとき、少なくなるとき 月経が安定し、規則正しく来るようになると、排卵の頃(月経と月経の中間あたり)には、卵胞ホルモンの分泌が多くなるので、おりものの量が増えるのがふつうです。 この時期に、卵の白身のような粘り気のあるおりものが多く分泌されるのは、ごく一般的なことなので心配ありません。
オリモノ多いなんで?
おりものの量は、女性ホルモンのひとつである卵胞ホルモン(エストロゲン)と密接な関係があります。 エストロゲンの分泌が多い排卵期や月経前におりものの量が増えるのは、ごく普通のことなので心配はいりません。 また、妊娠中もエストロゲンの分泌が多くなるため、おりものが増える傾向があります。