頭皮や髪の生え際、眉毛、鼻のわき、耳のうしろ、わきの下、胸、股間部、膝の裏などによく見られます。 これらの部位は、皮脂を分泌する脂腺が発達した部位で、脂漏部位といいます。
脂漏性皮膚炎 どこ?
脂漏性皮膚炎は頭皮や顔にできやすい ・ 鼻のわき・ 髪の生え際・ 耳の中・耳の後ろ・ 頭皮・ わきの下・ 背中が好発部位になります。
脂漏性皮膚炎 乾燥 どっち?
「私、どっちかというと乾燥肌ですが・・」っていう方もいますが、あまり乾燥肌と脂漏性皮膚炎は関係ありません。 身体の部位によって皮脂の分泌量が全く異なるため、皮脂腺のない場所は乾燥するのに対し、皮脂線のある場所は皮脂ができすぎて皮膚炎を生じるという事態はよくおこります。
脂漏性湿疹 どうすれば?
治療法 完治させる薬はないが、症状軽減の治療として急性症状はステロイド軟膏によく反応し、症状の鎮静を維持するために抗真菌薬やその成分が含有されているシャンプーを用いる。
脂漏性皮膚炎 どうしたら治る?
脂漏性皮膚炎の主な治療法 顔などの皮膚が薄い部分には軟膏を、頭皮には液体のローションを塗ります。 また、ステロイドはふつう症状が治まるとともに使用をストップしますが、時間を経て再発することがあります。 他にも、菌の増殖を抑える抗真菌薬や、かゆみがある時は抗ヒスタミン剤やビタミン剤を飲みます。