治療法 完治させる薬はないが、症状軽減の治療として急性症状はステロイド軟膏によく反応し、症状の鎮静を維持するために抗真菌薬やその成分が含有されているシャンプーを用いる。
脂漏性湿疹 何科?
かゆみはないか、あっ ても軽微です。 頭のフケ症はまだ炎症の少ない脂漏性皮膚炎の初期の症状と考えられています。 一度症状が出てくると慢性的な経過をとることが多く、自然に治ることは困難ですので、一度 皮膚科を受診されることをお勧めします。
脂漏性湿疹 何塗る?
治療法 カビ(真菌)が原因で起きると考えられているため、抗真菌薬やステロイドが含まれた塗り薬とローションタイプのつけ薬を中心に処方します。 頭皮は軟膏やクリームでは塗りにくいため、ローションタイプのつけ薬を使用します。
なぜ脂漏性皮膚炎になる?
脂漏を基盤として、紫外線やカビ(真菌)などによって皮脂が脂肪酸に分解され、炎症を引き起こすことがあります。 これが脂漏性皮膚炎です。 また、脂漏性皮膚炎を発症・悪化させるものとして癜風菌(でんぷうきん)という真菌が関与していることが報告されています。 この菌は脂を好む菌ですが、皮膚に普通に存在しているものです。
脂漏性湿疹 いつ?
「乳児脂漏性湿疹」は、生後1〜2か月ごろの赤ちゃんがかかる病気。 黄みがかったカサブタができたり、カサカサになったりします。 場合によっては、かゆみが生じることも。 髪の生え際など頭に発症することが大半で、顔や胸など皮脂が多い部位と、脇の下などこすれやすい部位にも好発します。