耳だれが出ている時は、飲み薬に加えて点耳薬(耳に直接いれる液体の抗生剤)を毎日滴下します。 多くの場合、それで中耳炎は治っていきます。 痛みについては痛み止めの飲み薬や座薬で対処します。 多くの場合それで痛みが取れます。
中耳炎 放っておくとどうなる?
中耳炎の症状を放置することで、治療期間が長引いたり、重症化して難聴を起こす場合があります。 細菌が広範囲に拡がり、内耳炎を併発する可能性があります。 炎症が悪化した場合、髄膜炎や顔面神経麻痺等の合併症を起こす恐れもがあります。 耳鳴り、耳閉感等の後遺症が残る恐れもあるので、早めに受診しましょう。
中耳炎 液だれ?
中耳から発生する「耳だれ」は、中耳粘膜から生じる粘液性のもので、細菌感染を起こすと粘膿性になります(中耳炎)。 慢性中耳炎では鼓膜穿孔を通って中耳から外耳道に流れ出ます。 外傷などの原因で内耳から髄液が外耳道に流出すると水様性になります。
中耳炎 耳だれ 熱?
2-1. 急性中耳炎 症状は様々ありますが、発熱、耳の痛み、耳垂れが代表的です。 発熱は38℃以上の高熱になることが多く、乳幼児では脱水症状を引き起こすケースも少なくありません。 耳だれは中耳内に溜まった膿が鼓膜を突き破って排出されたものです。
中耳炎 耳だれ 何日?
軽度の場合、液が溜まる事もなく1週間程度で治癒します。 しかし、重度の場合は、中耳炎の液が完全に抜けるのは、早くても1カ月、量が多いと、2~3ケ月かかることもよくあります。 なかなか治らないのではなく、何か月もかかって治るのが中耳炎です。 根気よくがんばりましょう。