子どもの鼻水が出やすいのはなぜ? 鼻はもともと複雑な構造ですが、子どもの鼻は小さく狭いため、さらに入り組んだ構造なっています。 そのため少しの鼻水でも鼻に溜まり、鼻水が頻繁に出てしまいます。 また、とくに小さい子どもは自分で鼻をかめないため、鼻水が溜まりやすいことも原因です。
子供 風邪 鼻水 いつまで?
「急性ウイルス性鼻副鼻腔炎(いわゆる鼻風邪)であれば、特別な治療をしなくとも10日以内に治癒する。 膿性鼻汁が10日間以上持続する場合、また5~7日後に悪化をみる場合は細菌の二次感染による急性細菌性鼻副鼻腔炎(いわゆる副鼻腔炎)と診断する。」 (急性鼻副鼻腔炎ガイドライン2010年)と言われています。
子供 鼻水 どうする?
赤ちゃんの鼻水の取り方 ティッシュやガーゼで、外に出てくる鼻水をやさしく拭き取りましょう。 鼻の中に鼻水がみえても、奥までほじったり、無理やり鼻水を出したりしなくても大丈夫です。 ティッシュやガーゼを当てるときは、力を入れないようにしましょう。 ゴシゴシこすると、鼻周りの皮膚が荒れてしまいます。
幼児 鼻水 いつも?
長引く鼻水の原因の一つとして、アレルギー性鼻炎があります。 また近年アレルギー性鼻炎の低年齢化が問題となっています。 2歳未満でアレルギー性鼻炎を発症することは稀ですが、2歳過ぎても毎日透明な鼻水がいっこうに止まらない、目もよく痒がるなどの場合はアレルギーの関与を考えます。
3歳の透明な鼻水は?
赤ちゃんは鼻の粘膜機能が未発達で、ほこりや乾燥、気温などにも敏感に反応します。 透明のさらりとした鼻水は、風邪の引き始めかほこりや花粉に対するアレルギー反応と見られますが鼻水だけなら部屋の環境を整え、安静にして様子を見ます。 ただし、鼻水だけだからと放置しておくと、中耳炎や副鼻腔炎など別の病気を誘発することがあります。