何歳まで産めるの?という疑問に答えはない。 50歳で妊娠し、無事出産したという人も日本には少なからずいます。 ただし、一昨年の厚生省の調査では、50歳代で無事に出産した方の数はたったの8人。 これには人工受精も含まれているため、自然妊娠での出産はかなり難しいでしょう。
45歳自然妊娠の確率は?
年齢別にみる自然妊娠の確率 20代とあまり変わりませんが、35歳を超えると18%にまで下がります。 40代となると妊娠出来る確率は5%、45歳を過ぎると1%と、ゼロに近い数字にまで下降します。
47歳出産のリスクは?
国立成育医療研究センターは、高齢妊娠、特に45歳以上の妊娠では妊娠高血圧腎症や前置胎盤などの母体合併症のリスクが高くなり、帝王切開分娩が増加することを明らかにした。 年齢によるリスク上昇の度合いは、妊娠方法(自然妊娠か体外受精・顕微授精妊娠か)や妊娠歴(初産か経産か)で異なることも同時に明らかになった。
40歳出産のリスクは?
母体年齢におる出産率は35歳頃より減少傾向となり、39歳頃を境に急激に出産率が低下して流産率が上回るようになります。 母体の年齢が35歳以上になると流産リスクが2.8倍に上がり、さらにカップルの年齢が40歳以上になると流産のリスクが5.6倍高くなるという報告もあるとされています。
45歳の出産率は?
卵子と精子が受精できるか、受精した後に子宮内に戻せるか(胚移植/ETできるか)、その後順調に成長し、出産まで至るか……。 ARTを受けても、実際に出産までいたる割合は、30歳では21.6%、35歳では18.6%、40 歳では9.5%、45歳では1.1%です。 もうひとつ、このデータで注目しておきたいのが流産率です。