生理痛や過多月経、不妊症の原因になるという話を聞いたことがあるという方も多いでしょう。しかし、ほんの少しは知っていても、病気についての詳しい情報は知らない方が .
子宮筋腫が小さくなることはありますか?
子宮筋腫は女性ホルモンで発育しますので,閉経すれば卵巣からの女性ホルモンがなくなり,筋腫は小さくなっていきます。
子宮筋腫 小さくなる なぜ?
子宮筋腫は卵巣ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の影響によって成長します。 したがって、閉経後は、卵巣ホルモンの分泌がなくなるため、子宮筋腫の成長もストップし、小さくなっていくことが多いのですが、そのままの大きさを保つこともあります。
子宮筋腫の小さいものは?
子宮の筋層内にある筋腫です。 小さい(3cm以下)と無症状です。 筋層内でも発育して大きくなる(4cm以上)と月経量が増量し、過多月経を呈するようになります。 特に子宮内膜を圧排するほど、内側へ突出してくると、粘膜下筋腫と同様に、着床障害や流産の原因にもなります。
子宮筋腫 どうする?
筋腫が存在しても、貧血になったり圧迫症状が出たりしなければ、経過観察でいいのです。 症状が軽ければ薬による対症療法が中心になってきます。 一方、生活に支障をきたすほど症状が悪化したら、妊娠の希望の有無や子宮温存の希望の有無を考えながら、ホルモン療法などの薬物療法または手術、子宮動脈塞栓術などの治療法を選んでいきます。