出血が多いだけでも仕事や日常生活には大きな支障になりますが、そのために貧血状態に陥ると、顔色がわるくなり、立ちくらみ、動悸、倦怠感を伴うようになります。 筋腫は大きくなると膀胱や骨盤内の臓器を圧迫することがあるので、「尿が近い、下腹部が重苦しい、腰や下肢が痛みしびれる」などの症状を引き起こすがあります。
子宮筋腫大きくなったらどうなる?
筋腫がさらに大きくなってくると、膀胱や腸を圧迫するようになります。 また、不妊症や流・早産の原因にもなるといわれています。 子宮筋腫の治療方針をたてるにあたり、まず考えなくてはならないのは、症状の有無とその程度です。 筋腫が存在しても、貧血になったり圧迫症状が出たりしなければ、経過観察でいいのです。
筋腫が大きくなるとどうなる?
症状としては、過多月経、過長月経、月経痛、腹部腫瘤触知、貧血などがあります。 さらに子宮筋腫が大きくなると周囲臓器を圧迫し、頻尿、排尿困難、便秘、腰痛などの症状もみられ、時には不妊や流早産の原因にもなります。 症状の強さは子宮筋腫のある部位、大きさや個数などによって異なります。
筋腫 なぜ大きくなる?
女性ホルモンによって筋腫は大きくなる 子宮筋腫は、子宮壁にできるこぶのような良性の腫瘍で、筋肉が異常増殖したものです。 なぜできるのか、その原因ははっきりしていませんが、卵巣から分泌される女性ホルモンが影響し、筋腫が発育すると考えられています。 ですので、閉経後は自然と小さくなる傾向があります。
子宮筋腫 何センチ になったら 手術?
腹腔鏡下手術の適応の目安は、筋腫の直径が7~8センチ以内で、かつ子宮内腔から離れた子宮筋腫、粘膜下筋腫がないこととなります。 大きな筋腫(漿膜下筋腫なら15センチ以上、筋層内筋腫なら10センチ以上)や、10個以上の筋腫は摘出に時間がかかり難しいといえます。 手術は全身麻酔で行います。